2013年レースレポート

2013 MOTORSPORTS REPORT




Formula 3



TEAM NOVA with NIPPON IMM

全日本F3選手権シリーズ 第3戦/第4戦/第5戦

2013年5月11日-12日 ツインリンクもてぎ

第3戦 公式予選 5月11日(土)
総合12位、クラス5位

前日の金曜日の公式練習では、湯澤はストップ&ゴーのコースで
マシンコントロールが思うように行かず、常に下位を低迷し続け走行を終えていた。
迎えた第3戦予選。雨の予報が出されている中、天候は曇りで路面はドライ。
気温22℃、路面温度27℃という好コンディション中で開催された。

アタック4周目で、セクター1からセクター3において
自身のベストタイムをマークした湯澤だが、コース終盤のマシンコントロールに失敗して
タイムを詰めることが出来ずに予選を終了。
第3戦予選はクラス5位に沈んでしまった。


第4戦 公式予選 5月11日(土)
総合12位、クラス6位

第1戦公式予選から10分のインターバルのあと開始された第4戦公式予選。
曇り空のままドライコンディションで第4戦予選も行われた。
このセッションで湯澤は第3戦予選よりもいいペースでタイムアップしていき、
アタック3周目にベストタイムをマーク。
しかし、自身のタイムは短縮したが上位陣には追いつけず、
結果、クラス6位と第3戦予選よりも順位を下げてしまった。




第3戦 決勝レース 5月11日(土)
総合11位、クラス5位

公式予選と同日開催となる第3戦は、
決勝レースであると同時に翌日開催の第5戦のグリッドを決定するレースである。
このレースでの順位が第5戦のスタートグリッドとなる。

予選中は曇りで保たれていた天候は、午後になり予報通りの雨となった。
レーススタート時は路面も完全なウエットコンディション。
気温も15℃まで下がり、体感温度もかなり低い。

湯澤はスタートで大きく出遅れ、一旦は最後尾に下がるがすぐに挽回し
1周目のストレートにはスタートグリッドから順位を落とすことなく11番手で戻って来た。
しかし、その後はラップタイムが上がらず、
3周目には前を走行する6号車との間に5秒以上の差をつけられてしまう。
レース距離の半分を過ぎた7周目には7秒差。
また、後ろの30号車との間もどんどん開いて行ったため、
湯澤はコースを単独走行している状態になってしまった。

結果、クラス5位。予選順位をキープしてチェッカーを受けた。


~湯澤選手のコメント~
第3戦の決勝は雨でのレースになりました。
このレースは第5戦のグリッドが決まるレースでもあるので落ち着いてレースをして、
チャンスがあれば抜いて行こうという姿勢で臨みました。

レース展開は、序盤スタートで出遅れて最後尾近くに下がってしまいました。
ですが、2コーナー出口で2台を抜いて、
その後タイムを上げて行ってクラス5位フィニッシュでした。

もっと早い段階からタイムを上げて行く、スタートミスをしない、
これが出来ていればいい結果につながったと思うし、
前の車について行くことで学習もできたはずです。
反省して次回に挑みます。



第4戦 決勝レース 5月12日(日)
総合12位 クラス6位

日曜日の午前に開催された第4戦決勝。
この日は快晴で暑く感じるほどの陽気となり、
気温22℃、路面温度41℃と予選時より路面温度は上がっていた。

このレースでも湯澤はわずかにスタートで出遅れたが、
ポジションはキープ。さらに1周目に1台抜き5番手に順位を上げる。
この時点で前を走行していたのは38号車だったが、
その差は周回毎に開いて行く。

しかし、湯澤の後方でレースをしていた30号車とも差はあったため、
5番手キープのままチェッカーかと思われた最終ラップに、湯澤が痛恨のスピン。
30号車に抜かれ、クラス6位に順位を落としたところでレースは終了した。


~湯澤選手のコメント~

スタートで少し遅れて1コーナーに向かいましたが、
ポジション変わらず前の車にべったりくっついたまま1周目を通過しました。
ですが、2周目のS字でアウトに膨らみ少し離され、
更に路面の熱さでタイヤがグリップしなくなってきて、
上手くマシンをコントロール出来ずに少しずつ離されました。

このまま走り切れば5位フィニッシュだったのですが、
最後の1周に1コーナーでスピンをしてしまいクラス6位になってしまいました。
二度とこんな失敗をしないよう気を付けます。




全日本F3選手権
F3

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