2013年レースレポート

2013 MOTORSPORTS REPORT




Formula 3



TEAM NOVA with NIPPON IMM

全日本F3選手権シリーズ 第8戦/第9戦

2013年7月13日-14日 富士スピードウェイ

第8戦 公式予選 7月13日(土)
総合13位、クラス6位

前日の公式練習は猛暑の中実施され、路面温度は50度近くまで上昇していた。
この暑さの厳しいコンディションの中、湯澤は精力的に走行を重ね、
午前のセッションでは1′41.401、午後には1′40.206をマークしていたが、
このタイムはそれぞれトップから午前は2 .6秒差、
午後は1. 5秒差と大きく離される結果となっていた。

予選日はわずかに陽が差す曇天。
湯澤はこの予選で1′39.941と公式練習のタイムを更新したものの、
2周目でフロントタイヤをロックさせフラットスポットを作っていたこともあり、
トップからは2.2秒離されたタイムでクラス6位に沈んだ。



第9戦 公式予選 7月13日(土)
総合11位、クラス5位

第9戦の予選では、1′39.360と、第8戦予選タイムを縮めることができた。
しかし、以前からの課題であったセクタータイムをまとめることが出来ず、
結局タイムロスする結果となってしまっていた。

最終的にはトップから1.5秒差のクラス6位で予選終了となった。




第8戦 決勝レース 7月13日(土)
総合13位、クラス6位

予選ではフロントタイヤをロックさせてしまい
フラットスポットを作ってしまっていた湯澤。
しかし、明日の第9戦決勝レースにかけることとし、
今回のレースはこのコンディションの悪いタイヤで行くことに決定した。

スタートからタイヤに苦労しながらのレースとなったが、
前を走る30号車から大きく引き離されることなくレースを進め、
結局順位を上げることは出来なかったものの無事15周を走り切りレースを終えた。


~湯澤選手のコメント~
今回の予選は最初の走り始めは乗れていたこともあり、
気合を入れて走行していました。

ですが、その気合が空回りしてフラットスポットを作ってしまい、
そのままペースが上がらず最下位という結果になりました。
今後このような失敗はしないよう注意しながらも
気合を入れて予選上位を狙いたいと思います。

決勝では予選で痛めてしまったタイヤを履いていたのですが、
2台は抜きに行こうと思っていました。
ですがスタートが決まらず順位は最下位のままで、
その後何度か接近して抜けるかなと思ったのですが、
タイヤの振動もあり自分のペースが維持できませんでした。
もう少しスタートを決めて粘っていたら2台は抜けていただけに残念でした。

ただ、痛めたタイヤでのレースは良い経験にもなったと思うので、
次回はもっと速くなり、結果を出したいと思います。



第9戦 決勝レース 7月14日(日)
総合9位 クラス4位

この日は青空の広がる陽射しの強い一日となった。
スタート時点で気温は32度と、暑さ厳しいコンディションのレースとなっていた。

湯澤はスタートではポジションをキープ。
その前方では38号車、6号車、62号車の激しい2番手争いが繰り広げられていた。
そして5周目、38号車と62号車が接触。62号車はコースアウトし戦線離脱。
38号車はコース上に留まったものの順位を落とし、最後尾へと下がってしまう。
これにより湯澤は3番手にポジションアップ。

しかし、38号車はこの後連続してベストタイムを更新する猛追を見せ、
7周目には湯澤の背後にピタリとつける。
そして8周目には湯澤を抜き去り、湯澤は4番手に。
湯澤の背後には30号車が詰め寄り、0.6秒差まで近づいてきていた。

その後、30号車のラップタイムが落ちたこともあり、
湯澤は4番手を守り21周のレースを終えた。


~湯澤選手のコメント~

予選では前回のような失敗をしないよう集中しなおかつ攻めて行きました。
ですが、上手くセクター毎のベストの走りをつなげられず、
結果はクラス5番手でした。
あとコンマ3秒速ければ順位をひとつ上げられていたので、
次回はもっと走りをまとめられるようにして、予選上位を狙います。

レーススタートは、まだ改善しなくてはならないのですが、前回よりは決まりました。
4周目くらいまでは前がバトルしていたのもあり接近していたのですが、
2コーナーでリアが出てしまい少しコース外に出て、前から離されてしまいました。
その後、前2台の接触で3位になったのですが、
ペースアップとその維持が出来ず1台に抜かれてしまい結果は4位でした。
次回はもっとペースを上げて維持できるよう努力し、表彰台を目標に頑張ります!




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